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いつかその日はやってくる、と思ってはいましたが

昨日、4月18日その日はやってきました
試合前の電光掲示板から「金本」の名前が消えた日・・・
いつかその日は来る、と分かっていたし、その日が
近い事も分かっていた
なのに、この喪失感は一体なんだろう?
いつもそこにいるはずの人が、いないというだけで・・・

100419金本Tシャツ

このTシャツはカル・リプケンの記録を抜いて
連続フルイニング出場904試合を達成した時に
購入した物ですが、さらに積み重ねること588試合
大台の1500試合を目前にした1492試合で
その記録は途絶える事となってしまいました

確かに、ここ最近の不振不調ぶりはチームに迷惑を
かけていたかもしれないけど、引き際に関してだけは
誰にも迷惑をかけず、誰をも傷つける事もなく
自ら幕を引いたように思います

死球を受けて記録が途切れようものなら、その投手は
一生癒えない傷を負った事になっただろうし
指揮官の決断によるものだったとしても、また然り
金本は最善の方法、自らの手で幕を引く、という形で
更新し続けていた記録にピリオドを打ちました

なのに・・・
「遅きに失した」だの「金本はタブー」だの「若手の
出場機会を減らしてまで」といった意見や記事を
目にしてちょっと寂しい気持ちになりました
チームの勝利を重んじた側からの視点だとは思いますし
もちろんひいきのチームが勝って欲しい
とは私も思いますが・・・
プロ野球が勝利と敗北の二者択一でしかないとしたら
なんてつまらないものになってしまうだろう・・・

プロ野球が興行である以上、勝ち負けとは関係ない
部分で、見るべき物は沢山あると思いますけどね・・・
ましてや、生え抜きの選手育成には12球団ワーストの
感さえある阪神
わけの分からん若手を試合に出すくらいなら(昨日は
若手ではなく葛城でしたけど・・・でも葛城か・・・)
私は、金本がグラウンドに立つ姿を見たいです

とにかく、「チームに迷惑がかかる」と自らの決断で
幕を引いたわけですから、今はこれまでの金本の
功労を慮り「お疲れさまでした」とねぎらいの言葉を
かけてあげたい、と思います

1968年トリオの1人、矢野
新しいカネも見られると思うよ
もう1人の下柳
カネが決めた事やからなぁ・・・何もないよ

今年から阪神に来た城島
ホークス時代、三瀬の投じた球が金本の頭部を直撃
金本さんにそれをしてはいけないんです、金本さんには
と悔しがり、赤星を通じて謝罪、当の金本は
大丈夫、大丈夫、ヘルメットの上の方。
避けられなかった俺の方が悪い

とコメントし、美談となりましたが・・・
そんな2人も今やチームメイト
先日、城島のライト前ヒットでホーム生還出来なかった
金本に対してマジ切れ?もしていましたが・・・
途中、笑顔も見れますのでマジ切れかどうか
真意のほどは分かりませんが、そんな城島のコメント
選手としては少し寂しいですが、金本さんの勇気ある
決断。周りがどうこう言える事じゃない。


最後に、阪神に金本を引っ張ってきた星野SDのコメント
これまでカネには歴代の監督がどれだけ助けられたことか。
この記録は野球とベースボールが続く限り、誰にも破られない
最も偉大な記録だよ。

金本選手にかける言葉は?
それは本人に直接言わせてくれ

・・・泣けた

100419覚悟のすすめ

久しぶりに「覚悟のすすめ」でも読んでみます


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赤い彗星、墜つ・・・

まさに寝耳に水
ストーブリーグに電撃的な引退発表のニュースが・・・
阪神タイガースの赤星
憲広選手が現役を引退しました

ここ数年は故障続きで、盗塁王からも遠ざかっていましたが
首の具合が悪いとはスポーツ新聞等で何度も
報じられていましたが、そこまで悪かったとは・・・
会見では「全力プレーが出来なくなったため」
と語っていましたが・・・

まったく定着しませんでしたし、完全に死語となった
野村監督(当時)の名付けた「F1セブン』
7選手の現在はと言いますと

1号車:赤星憲広  09年;現役引退
2号車:藤本敦士  09年→ヤクルト;現役
3号車:沖原佳典  05年→楽天2008年;引退
4号車:上坂太一郎 07年;引退
5号車:平下晃司  04年→ロッテ→オリックス08年;引退
6号車:松田匡司  02年→ダイエー→近鉄04年;引退
7号車:高波文一  03年→西武→楽天→オリックス09年;引退
命名者の野村克也監督も今季、楽天を去りました

阪神からF1セブンは選手、命名者とも完全に居なくなり
現役もモンキー(藤本)だけとなりました
寂しさを感じずにはいられません

阪神スカウト陣からは全くのノーマーク
都市対抗野球を視察した野村監督の一存でドラフト指名(4位)
当時はまったくの非力で

「打撃練習で打球がケージから出ない」初芝清
「あの赤星さんがプロで活躍出来るなんて
失礼ながら全く思いませんでした」濱中治
上、Wikipedia 赤星憲広より

その他にもオールスターに選出された際、星野SDに
「赤星がホームランを狙うと言うとるらしいけど
ランニングホームランの間違いやろ」
などと言われていましたが・・・
(注:赤星は連続打席無本塁打日本記録保持者)

持ち前の負けん気で阪神の切り込み隊長に定着
時には負けん気が高じて



こんなこともありましたが・・・

5年連続の盗塁王(セ・リーグ記録)
ベストナイン2回
ゴールデングラブ賞6回
プロ野球史に残る名選手でした

RED STAR53.com
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ブログ2009-12-09には最後にこう記されています

「本当に9年間ありがとうございました。」

いえ、こちらこそありがとうございました
そして、お疲れさまでした

一番の思い出、18年ぶりに阪神を優勝に導いたサヨナラヒット
星野監督に抱きしめられる紙面(日刊スポーツ2003,9,16)
これは我が家の永久保存版ですが
を掲載して、ひとまずお別れです
また指導者としてグランドに戻ってくる日を待ち望んでます
オウム返しではありませんが

本当に9年間ありがとうございました

日刊














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シーズン終了

あーあーあー
阪神負けましたか・・・
最終戦までCS出場争いをして、いわゆる消化試合というのは
1試合もなかったので、今年は最後の最後まで
楽しませてもらいましたが・・・

まぁ、自力でではなく、ヤクルトの大失速によって
降って湧いたようなCS出場のチャンスでしたからね
最後まで楽しませてもらえたことに感謝ですかね?

パ・リーグは楽天の2位が決定しましたか・・・
これはCSもそうですけど、監督人事も面白くなってきました
まだまだ目が離せませんね


positiveforwardpositiveforward  at 21:25コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

13.5ゲーム

先月、ここで我が阪神タイガースは優勝争いはおろか、
CS争いも蚊帳の外と書きましたが・・・

去年は最大13ゲーム差を巨人にひっくり返されて
メークレジェンドを成し遂げられるという
セ界最大の赤っ恥をかきました・・・が、
今年はヤクルトとの13.5ゲーム差をひっくり返し現在3位
これはメークレジェンド以上の大逆転劇だ!

とは誰も言いません・・・
非常にレベルの低い3位争い
1.5ゲーム差に阪神、ヤクルト、広島の3球団が
ひしめいていますが、首位巨人との差、実に21.5ゲーム
2位の中日とさえ14.5ゲーム差が開いてます

うーん・・・微妙
いや、微妙じゃないや、明快か
巨人の勝ちっぷりはもう誰の目にも明らか、
中日だって例年なら優勝してもおかしくないような勝率
そこへ持ってきて、勝率5割にも満たない3球団の
熾烈なCS争い

もちろんね、これはこれで悪いことではないと思うんですよ
以前なら完全なる消化試合、球場には
閑古鳥が鳴いていましたが、今年はまぁ、
当該球団のファンの間ではそれなりの
盛り上がりを見せてますからね

もちろん、私は阪神ファンですし、阪神の3位
CS出場を願ってはいますが、
なんかバツが悪いというか・・・
肩身が狭いというか・・・
「こんな強い巨人さんや中日さんと
同じ土俵に上げてもらって、えろうすんまへん。
早々に引き上げますよってに、堪忍してや」
てな感じで、1stステージであっさりと負けてしまう方が
いっそのこと気が楽でいい・・・

例えば、阪神が3位になってCSに出場したとしても、
まず、日本シリーズには辿り着けないとは思いますが、
現有戦力を冷静に比較したら・・・ね、でも
万が一、万が一ですよ
日本シリーズ出場!なんてことになったら
巨人と中日のファンは怒るだろうなぁ


でもねぇ、そうなってくれないかな
なんて少し思ったりもするんですよ
それは、私が阪神ファンだからじゃなくて、
3位がヤクルトでも広島でもいいんですけど、
そうならないと、CSに対する見直し、検討が
進まないんじゃないか、と思って・・・

最低でも5割、もしくは2位チームとのゲーム差
一桁、10ゲーム差未満とかにしないと、
CSの権威自体が落ちると思うんですけどね・・・

まぁ、元々CS自体に権威なんてない
営業利益を得るためだけのモノだ
と思われてる人が大多数だとは思いますが・・・


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長期ロード

優勝争いはおろか、CS争いさえも蚊帳の外状態の
我が阪神タイガースですが・・・

甲子園を高校球児達に明け渡しての戦績は、なんと
11勝10敗
ふむ・・・思ったより負けませんなぁ
いや、負けを期待してるわけじゃないのよ
ただ、ちょっと意外というか・・・

かつては死のロードとさえ言われ、幾多の辛酸を嘗めてきた
長期ロード
前々回、2003年優勝時の戦績は4勝11敗と大敗
前回、2005年の優勝時は11年ぶりに勝ち越しましたが
それでも10勝9敗1分けとやっとの思いで、といった印象

体力的にもっとも消耗する時期に自宅へ帰れない辛さ
優勝争いなんてしてようものなら、精神的苦痛も
相当な物だと推察できますが・・・

今年はそういった精神的プレッシャーはないし、
っていうか、死のロードに出る以前に
すでに死んで・・・とまでは言いませんが・・・

スター選手の高齢化、加えて阪神のお家芸とも言える
若手選手の伸び悩み、自前の選手が育たないという環境。
戦力的には年々落ちてきていると感じているのは
私だけではないでしょう

かつて、最下位が指定席で、ダメ虎と言われた
あの暗黒時代へまた突入してしまうのか、と危惧してましたが
ここへ来ての虎の踏ん張り
目を見張る、というほどのものではないのですが、
希望の光(もちろん来期への)は消えてなさそうなので、
目を背ける事なく、これからも見守りたいと思います





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